W杯サッカー結果予想100%的中タコ占い

2010年のW杯サッカーの結果予想を100%的中させたドイツの水族館のタコ占いについて考える。
決勝戦の結果が出た朝にNHKの11時のニュースでも取りあげたほどの話題である。 2つの水槽それぞれに国旗と餌を置いて、タコ(パウル君)が選んだ水槽側の国旗の国が勝つというわかりやすい方法で勝者を占うのだが、 ドイツ戦7試合と3位決定戦1試合の全8試合全てを的中させたという。確率だけで考えると、(1/2)の8乗=1/256である。 人間が存在していることと比較すると不思議でもなんでもない確率である。
ここで、確率以外の要因を考えてみよう。 映像を見ると、タコは国旗の影響を受けうる位置にいる。ひょっとしたら国旗の色情報に勧誘要素情報が含まれているのではと予想できる。
国旗の色情報を大雑把に表で表すと次のようになる。左側がタコが選んだ国である。

《 決勝 》
スペイン 1-0 オランダ
  
  
  


《 3位決定戦 》
ドイツ 3-2 ウルグアイ
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●●●●  
  ●●  
 
 
   
 
 


《 準決勝 》
スペイン 1-0 ドイツ
  
  
  


《 準々決勝 》
ドイツ 4-0 アルゼンチン
  
 
  


《 準々々決勝 》
ドイツ 4-1 イングランド
       
       
       


《 予選 》
ドイツ 4-0 オーストラリア
      ★
    ★
 ★
     
   
★  
  ★     
     ★


《 予選 》
ドイツ 1-0 ガーナ
  
 
  


《 予選 》
セルビア 1-0 ドイツ
   
     
   

パウル君(または操作している存在)は赤と黄色の組合せが好きらしいと予想できる。予選のドイツ対ガーナ戦は全体の色イメージで考えるとガーナのほうがドイツよりも選択されそうだが、 黄色だけで考えるとガーナは複雑な形状の黒が混在している。

唯一の例外は予選のセルビア対ドイツ戦。地下資源に富むセルビアだが、名前からスペインのセビリアや亡きギターの巨匠セゴビアを連想させる。 どうやら国旗の真ん中に潜んでいる霊がパウル君を呼び寄せたようだ。 おっと、真面目に読んできたのにとがっかりされたら申し訳ない。 空気とか左右の位置とかタコを置いたときの状況などの環境なども影響したものと思う。

その後、衛星放送第一でセルビア対ドイツ戦が放送された。クローゼが2枚目のイエローカードで退場した1分後にセルビアのミラン・ヨバノビッチが1点を決めた。 注目すべきは陽当たり具合。セルビアが得点した前半はセルビアのゴールだけに陽が当たっていた。後半は両ゴールとも陽が当たっていなかった。 勝負を決めたのは太陽の光だった。

《 前半45分 》
                                     
                                     
                                     
                                     
                 
                                     
                               
                                   
                                   
                               
                             

《 後半45分 》
                               
                               
           
                               
                               

もちろん、再現性はない。

10月26日パウル君、臨終のニュース。スペインでは今も大人気で、年齢からくる自然死とのことである。 冥福を祈る。

2011女子W杯サッカー(ドイツ大会)ではパウル2世が注目されたが、百発百中とはいかなかったようだ。

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