中国は、現在世界で最も人口が多い(多数決で最も有利な)国。 その中国の無錫に長期(2012~2014)出張中にデジカメで撮影した写真より、多様性の一端を示す魅力的なものを集めてみました。 (動画はこちらプライベート編
なので、中国の魅力というよりは無錫の魅力です。以降も、中国と記載している部分のほとんどは無錫のことです。 なお、写真と実物の大きさの比率に一貫性がなく写真で大きさを厳密に比較することはできません。帰国後に日本で撮影した参考掲載写真は枠無しとしました。

文化や生きる世界が違っていても国に関係なく通じるのが食事を美味しいと感じる感覚。「美味しい」という感覚は味覚があればほとんどの人が理解できることであり、食べ物の話題が中心です。無錫でよく目にした日本にはないようなぶどうやナツメ、晩白柚などが無くならないように願うところです。


果物

大きく分けると、桃の種には日本と同様に桃とネクタリンがある。 日本では熟して甘いのが美味しくほとんど味が画一的でたまに硬い品種がある程度だが、中国では桃もネクタリンも大小、林檎型だけでない変形したもの、硬いのと柔らかいのなどなど多様である。(夏みかんやオレンジではない冬のみかん一つとっても大小様々で種付みかんでも小さいのと大きいのとある。)
次の写真は平たく変形した。この桃は甘さ控え目で食べやすい形状なのが魅力。実際に食べてみると「食べやすい」ことがわかる。

平たく変形した桃

葡萄

次の葡萄(下図、だいぶ食べてから残ったものを撮影)をはじめて食べたときは巨峰と比べて甘みが足りず妙な酸味があって雑な味でえたいが知れない感じだったが何度か食べるうちに大好きな葡萄の一つになった。見た目はピオーネに近い。日本で手に入らないのが残念。

少し酸っぱい葡萄

現地販売

葡萄は味も大きさも日本の方が多種多様。古くから親しまれている巨峰、デラウェア、ナイアガラ、スチューベンなどなどの他、輸入ものもあり、数え切れないほどの種類がある。私としては足りないのは上記中国産(無錫産)葡萄と山葡萄だけである。山葡萄は中国にもなかったが、長野に旅行に行ったときに買って食べて刺激的で美味しかったことがあった。その山葡萄は葡萄酒やジュース用途での販売だったかもしれないが私はそのまま食べた。

なつめ

日本の店では販売されてなくてここで一番紹介したかったのがなつめ(棗)だが、中国ではそこら中にありふれていて写真に撮るのを忘れてしまったのが残念。季節になると、店頭に大量に並び、中国では当然のことながら試食もできる。柿が果物として売られている以外に多くの種類の干し柿があるように、なつめを使った菓子類(乾果、下図)が多い。

棗(乾果)

帰国後、3年以上たってようやく日本で長野産のなつめを発見(下図)。

なつめ

くるみ

果物ではないが、近年日本のスーパーなどでも中の実をよく見るようになった胡桃。中が見えるように少し皮を剥いて撮影した写真。

くるみ

メロン

次の大メロン(長さは普通の大きい西瓜なみ、さくらんぼも並べてみた)は断面が黄色で硬めながらあっさりした甘さがある。ボリュームがあって割安感が売り。口にするのは中だけなので農薬の影響も事実上無視して良く、この大メロンのおすすめ度は一番といって良い。

硬めながらあっさりした甘さのメロン

硬めながらあっさりした甘さのメロンの中味

次の小メロン(日本産のプリンスメロンよりも更に小さい)は小粒ながら昔懐かしいメロンの味がする。

昔懐かしい味の超ミニメロン

昔懐かしい味の超ミニメロンの中味

ちなみに次は日本産のプリンスメロン(左:熊本産)と超ミニメロン(右:茨城産)だが超ミニメロンはそのままではメロンというより胡瓜に近い味なので胡瓜漬けと同じように漬けて食べると美味しい。

日本産のプリンスメロン(左)と超ミニメロン

中国には次のように黄色い大メロンもある。

黄色い大メロン

この黄色い大メロンも前述の大メロンと同様にボリュームがあって割安感が売り。
この大メロンさくらんぼ、桃の仲間のネクタリンも並べてみた。

黄色い大メロンとさくらんぼ

日本にも黄色いメロン(下図)はあるが、こんなに大きくはない。

日本の黄色いメロン

大きくて美味しいなどは西瓜も同様だが、美味しい西瓜の味は日本産とほぼ同じ。なので写真は省略する。というか写真に残していない。西瓜の日本と中国の違いとしては、西瓜の切り方が違うとか、日本では甘くするために塩を振りかけるが中国では塩を使わないとか、中国では一年中売っている、などの違いが興味深い。帰国時にここまで書いた後、7年たっているが、日本では小玉西瓜が主流になりつつあり、味も甘くて美味しくなってきている。問題は価格。中国では西瓜は庶民の食べ物と言える安さでそれが豊かさの証だったが、日本は贅沢品になりつつある。日本産であることは最優先だが、もうちょっと安くなってほしいと思う。

晩白柚

日本にはない大きい果物として店でよく見るのは特大のグレープフルーツ。グレープフルーツと同様に実の色が普通のとオレンジ色の2種類ある。味はグレープフルーツと比べて刺激が少なくあっさりしていて乾いた感じがある。皮が厚くて剥くのが大変ということはあるが、なにしろ大きいので食べ応えがあり、人によってはこちらのほうが美味しく感じると思う。グレープフルーツはスプーンで食べるがこちらはそのままがぶっと食べる。季節になると店に大量に並び買値も庶民的。なつめと同様に写真に残していないが、最近東京でもたまに見るようになった。熊本産の晩白柚(次の写真)だが味も大きさもほぼ同じもの。買値はまだ高いが日本でも食べることができることが嬉しい。

熊本産晩白柚

この写真では大きさが伝わらないのが残念だが、「晩白柚の歴史」によると、世界最大の柑橘「晩白柚」は大正時代に熊本出身の植物学者島田弥市氏によって、マレー半島より台湾へ、そして熊本へ導入された。特に八代の風土が適していることがわかり、改良を重ねて盛んに栽培されるようになったとのことである。

熊本産晩白柚その2

次の写真は杭州日帰り出張中に西湖周辺で発見したグレープフルーツの類の大きい品種。

晩白柚と同種の木

食べ物とは関係ない話だが、杭州で丸い回転テーブルを囲んでの中国風の昼食のおもてなしを受けた際、杭州の技術者は、日本人との違いとして、日本人は細かいことでもメモを取る(ドキュメントも詳細に記す)が中国人は頭の中だけで考えることが多いと語られていた。

すもも

次の2種類の(すもも)はさくらんぼなみに小さく、見た目のように若い味がする。

小さいすもも

上の写真の右側の小李に加えて、さくらんぼ、前述した小メロン、日本で売られている一般的なすももと同じ大きさのも一緒に並べてみた。

さくらんぼと小さいすもも

店頭に並ぶすももの種類は日本も負けてはいないが、日本の場合、直径が5~6cm程度の大きさのものに集中している。小さいすももは売り物にはならない模様。日本では季節になるとソルダムや大石が多くの店に並ぶ。他にも次のように多様な品種がある。

日本のその他のすもも

子供のころに故郷で食べた小さめの赤いすももを今も食べたくなることがある。これに似た種を中国で道ばたで売っているのを発見して買って食べた時には味もほぼ同じで感無量だった。このように店に並ばない果物もある。日本では、果物としては次のぐみも美味しいのに店には並ばない。個人宅の庭などでなっているのを見かけることがあり感慨に浸る。

グミ

グミ(20170624小皿)

グミ(20170624丼)

青リンゴ

中国では2種類の青リンゴがある。地元産の青リンゴと輸入ものの高級青リンゴである。輸入物の高級青リンゴは一年中店に並んでいたが地元産の青リンゴは初夏限定。サン津軽を若くしたような味で私は大好きなのだが、日本ではほとんど見かけなくなった。王林は色的には青っぽいが味的には青リンゴではない。日本で一時青リンゴのように廃れたと思っていたら復活してきているのが次の紅玉。大好きな紅玉だが中国では食べることができなかった。

紅玉

次は長野産のグラニースミスという品種で見た目も味も青リンゴに近い。

長野産グラニースミス

無錫の地元産と見た目も味も同じ青リンゴが日本でもたまに売られることがあるのだが、見た目も同じにもかかわらず味が青リンゴではない甘い青森産リンゴに出会ったときは非常にがっかりした。その青リンゴには「甘い」という説明入りのメモがあってそのメモが間違っていると勘違いした私がいけなかったのだが。既存の品種と全く同じ外見なのに味が違う新しい品種は偽物呼ばわりの対象になる。説明がなされていれば問題ない。

果物売り場

量り売りが多く、多くの果物が試食できる。日本ではありえない思い出としては、私がすでに買うことを決めて手に持っている葡萄を試食されたことがあった。気軽すぎてむしろ嬉しくなった。量り売りなのでこういうことができるのである。日本のスーパーで葡萄を一粒食べようものなら泥棒呼ばわりされるかマナーの問題を指摘される。日本では試食用に用意されたものが置いてあることがあり、最近日本の葡萄試食コーナーで葡萄を何粒も食べている子供がいるのを見て中国での逸話を思い出してこれを書いた。相手国の文化を知らずにマナー違反を指摘する人をよくテレビで見かけるので気になっている。

次は中国でよく見かける出店。夜、人が集まるところには果物屋さんも集まる。税金対策の人が多いという噂もあるが、庶民には求めやすい場となっている。(ちなみに写真のネクタリンは楕円型)

夜集まる果物屋

ちなみに、次は蘇州の果物出店。ここでは胡瓜を購入。現地の人達の真似をしてその場で食べた。

蘇州の出店果物屋

日本では売り物にならなくなってしまったなつめ小さい李など、季節がだぶっていないことや格差拡大の中で低所得者にも買えることが日本と違ってまだ商品として生き残ることができている理由の一つになっていると思われる。自由化し過ぎると季節感がなくなるとか沙汰されてしまう地物が増えるなどの懸念が大きい。食べ物があれば人間は生きていけるので高価なものだけが残るのは困る。

食料問題も併せて考えれば、次のイチゴのように外見は悪いけれども味が変わらない、あるいはかえって美味しいものは残す義務がある。

外見に難ありで安いイチゴ

外見難ありで安いながら美味しいイチゴというと栃おとめの独壇場だったが、次はあまおう。

外見に難ありで安いイチゴ2(あまおう)

博多産のあまおうというと、輸出にも力を入れている極甘ブランド品という印象だったが、難ありいちごとしても遂に真打ちの登場かと思わせた。 栃おとめとは甘さに違いがあってどちらも甲乙付けがたいが、共通点としては、味がはずれることもある。ちなみに私の場合は、一般的にははずれと思われるであろう、若い味で甘さ控えめのあまおうが大いに気に入った。今後日本で生き残ってほしいと願ってやまない。

果物は食べ過ぎても太らない?

林先生の番組(初耳学)で取り上げていた果物に関する情報によると、 日本人はフルーツ摂取量が先進国の中で最下位。特に若者の果物離れが大きい。

先進国のフルーツ摂取量

「フルーツを食べ過ぎると太る」という俗説のせいだが、これはフルーツの糖分が多いことが原因。 しかし、果物は胃に負担をかけず消化が非常に早い。空腹状態で食べると30分で腸に届く。 (食後に食べると良くない。胃の中に他の食べ物が残っている状態で果物を食べると消化を待たされて胃にガスが溜まるなどのためである。実際の体験として、消化が早いなら問題ないだろうと思って食後に果物を食べるということを繰り返してみたところ、体重が増えた。)
中国から戻って、中国と比べても日本人が果物を食べる量が少ないことを実感している。
中国の出張先だった職場の総経理(当時の中国人社長)は食前1時間前に水をのみ30分前に果物を食べ、果物は食後は食べないとおっしゃっていた。 ちなみに副総経理(当時の日本人副社長)は素材を選らんで自分で調理して食べるのが好きという印象が強く、果物をそのままの姿で食べる話は聞かなかった。

私の場合、中国出張時、一層多くの果物を食べるようになったが、体重は出張前と帰国直後では変わらなかった。それが今は3キロ程度増加している。血糖値も増加ぎみなので本屋さんで「医者が教える食事術 最強の教科書」(糖尿病専門医著)という本を発見、ザーッと読んだ。この本の詳細や理由は本屋で売っているので省略するが、私の体重増加の原因としては、日本で売られている果物が糖分重視なのと回転寿司を食べる習慣が大きいようである。また、中国では、昔読んだ「病気にならない生き方」(腸は第二の脳だ!という主張が最近実証されつつある胃腸の権威著)に書いてあった、総経理と同様の果物を食べる時間をある程度守っていたということもある。胃腸の権威著の本により、安心して果物を食べるようになり、今また糖尿病専門医著の本により、肉も安心して食べるようになってしまった。15年前に肉は食べるなと言われて以来かなり我慢してきた。皮肉は良くないが、やっぱり肉は美味しい。野菜はそれほど好きというわけではないが、健康のためには必須ということである。いずれにしても、果物も肉もごはんやパンさえも食べ過ぎは禁物のようだ。両著の共通点として、牛乳を良くはないと言っていることが気がかり。非常に悪いとも言っていないので飲み過ぎなければ(コップ1杯程度なら炭水化物も多くはならないので)問題ないと判断している。もともと私の場合、牛乳はカルシウム目的ではなく美味しいから飲んでいる。ダイドーブレンドのCM「深いな。」が「根が深いな。」と聞こえるようになってしまったこのごろである。


野菜

野菜も日本ではありえないような大きいものをよく見かける。長さが特大のもの、体積が特大のものなど、様々。日本でもごくまれにすごく大きい丸茄子や長茄子を見かけることがあるが、日本では見たことがない特大の茄子がある。次の写真の右側のものは比較用に置いたヘチマ大の特に大きいもので左が直径がヘチマ並の茄子。真ん中の茄子は長さが長い方だが、もっともっと長い胡瓜2つ分の長さの巨大茄子もある。

野菜

右側のへちまのようなものは、現地の人の食べ方がわからず、茹でてワサビ醤油で刺身を食べるかのような気分で食べた。というのは刺身にわさびを付けて食べているような味の野菜を中国の職場の食堂で食べたことがあったことの強い影響によるもの。

中国だけのものと思っていた超長茄子の熊本産を発見(下図)。産地表記に偽りがないことを祈る。

熊本産超長茄子

思わず次を150円で購入。大きいので小切りと大切りにして、小切りのものは、スーパーで売ってる小茄子漬けの残りに入れて漬けて美味しく、大切りのものは普通に茄子炒めにして美味しかった。

熊本産超長茄子の例


焼きもの、地物

次はよくある焼きものの屋台。

焼きもの屋

次は私がイカ焼きを食べた屋台。これでもかこれでもかと胡椒や七味の類のたくさんの種類の香辛料を振りかける。 この味に慣れると日本のイカ焼きのたれが物足りなく感じるほど。

焼きもの屋2

次はサザエのような味わいの田螺(大タニシ)料理で非常に美味。中国で最もハマった食べ物の一つ。

五香田螺

五香田螺2

私が子供のころは田んぼに螺がいて食べたこともあったが、これほどまでに美味しかった記憶は無い。普通に美味しいという程度だった。味付けの極意があるものと思われる。
次の写真(だいぶ食べてから残ったものを撮影)は小さい田螺。私が食べたこの小さい田螺は味付けが大田螺よりも辛め。小さい分を味付けによって補っているようだ。私は爪楊枝を使って中味を取り出して食べたが、現地の人は口で吸い出して食べていた。すごい舌吸引力である。

小田螺

写真が無いが、調理が凝っている美味しい川魚もよく食べた。


豆腐花

次は日本ではおめにかかれない絶品の豆腐花。

豆腐花

豆腐花そのものの写真を取るのも忘れるぐらい食べる前からわくわくしたのが次の店。出張期間中に5回以上は食べた。その他5店ぐらい食べた店のいずれもそれぞれに違うおいしさがあった。多くの調味料を入れていたが、自分で再現できなかったのが残念。

豆腐花2

2017年4月、上野のアメ横を歩いていたら豆腐花(次の写真)を発見。味もどこかで食べたものとほぼ同じもの。

上野のアメ横の豆腐花

“ふるさとのなまりなつかし停車場の人混みの中にそをききにゆく”という感じでたまに行くようになったのがアメ横商店街の中の地下にあるアジア人向けだがアジア人以外の外国人客も意外と多い商店街。少なくとも私が行くようになった近年は、日本人客は非常に少なくターゲットを中国人を含むアジア人に設定している所で、多くの店舗の店員も中国人を含むアジア人がほとんど。日本のテレビ長寿番組で、50年以上生鮮食品を扱う野田幸食品の常務(日本人)がゲスト出演されていて、「常連はいい人ばかりなんですけど、ごく稀に...」ということで、中国人の買い物の習慣を非難していた。ナレーターが「しかし、文化の違いなのか、単にマナーが悪いのか。」と言っていたが、文化の違いである。中国人にはめずらしくマスクしているおばちゃんが中国人を演じて脂部分を剥くシーン、めったにどころか一度も見たことがないようなことをカメラの前でヤラセるという、この長寿番組も相当厳しい状況なのかと心配した。
野田幸食品の常務「買う買わないに限らず、手にとって見てみて押したり触ったり遊んだり、勝手にSNSで写真撮ったりとか。そんなの普通にやってきますから。感覚が全然違うと思いますよ。」とのことだが、それはここではなく、他では確かにSNS向け写真撮影している人は日本人も多い。ここ(アメ横センタービルの地下一階、エスカレーターのところや自動販売機側のところなど)では私は見たことがない。店員が客に対して「荷物が通るからどけ」みたいなことはたまにある。日本のように、お客様は神様的な文化ではない。
この演出を見て杉村太蔵評論家が「な~るほどね。」と発言していたのが気になった。
中国人ゲスト「自由市場でもさすがに脂部分を剥くというのはないが、つっつくのはよくある。」
私も果物ではよくやる。触っても柔らかいものは柔らかいままだし固いものは固いままなので気にすることはなかったが、確かに一度注意されたことがあった。中国でも手が汚れている人が触るのは嫌がられる。果物によっては触らないとわからず、それが値段の価値を大きく左右するため、触られるのが嫌であれば、ゴミ問題にもかかわらずどうしても包装するんだったら“固め”とか“柔らかめ”とか情報があれば、包装も無意味ではないと言える。今年は、触らせないためのパックに入った果物を多く試したが例外なく柔らかいものだった。固いものを望んでいながら買ってみて柔らかくても美味しく食べたものがあったので、結果的には私への売り上げには繋がった。果物によっては、いくら置いても酸っぱいままで、新鮮な固めのうちが食べ頃という品種があるが、これを柔らかくなるのを待ってから販売されると価値が半減する。時間を置くと柔らかくなって、美味しい方向で甘くなるという果物も多いので一概に言えないところが面白いところである。蛤(はまぐり)や浅蜊(あさり)は、貝が口を開けている場合、生きていることを確認するために手で触れる。活きが良いと直ぐに閉じる。

TBSの「世界くらべてみたら」という番組では、詳細に中国の長所を伝えていた。
ここで番組内容の一部を引用する。
世界には203の国と地域がある。
中国の巨大スーパーマーケット。
蘇州ではオーシャン。見るだけで1日かかるオーシャン。推定10万点の商品が売られている。
入ってすぐ家電コーナー。(私が生まれてはじめてスマホを購入した店が無錫にあるオーシャンの家電コーナー。)
デモンストレーションがド派手。
食料品売り場。
商品を触って選ぶ。(当たり前すぎる。)
時間をかけて品定めをしている。
大根など、いらない部分を省き削って軽くして購入。(私は見たことなかったが。最近日本でとうもろこしの大量の皮を客に剥かせている店があるが日本は量り売りではなく意味合いが違う。)
豚肉売り場が広いのは量が多いからだけじゃなく豚を96の部位に分けているから。(実際、どれを選んで良いか迷った。)
例えばこれは豚の大腰筋。普段あまり動かさない筋肉なので非常に柔らかいです。
これは肩甲骨周りの肉。一頭から2枚しか取れません。歯ごたえがあるのが特徴ですね。
これも希少な部位です。あばらのこのあたり。煮込み料理にすると美味しいですよ。(パック売り。)
中国のスーパーでは10種類に分かれているお肉だが日本だと全てバラ肉になってしまう。
一方、鶏肉はというと、衝撃的な姿で売られている。
パック詰めされておらず、むき出しで陳列。部位ごとに自分で袋詰めしての量り売り。
(実際にはパック詰めされているものもある。)
手羽先なら3kgで約4000円。ニワトリ1羽まるごとなら約2500円。
そこへ信じられない光景が。肉も直接触って品定めしていた。店員さんも素手で商品を触っている。
TVスタッフ)「手袋しないで直接触っちゃっていいんですか。」
店員「手袋をしていると、「この肉は素手で触ると手がかぶれたりして危ないんじゃないか」ってお客さんに誤解されちゃうわ。素手で触るのはむしろ「うちの商品は体に害はありません」っていうアピールなのよ。」
TVスタッフ)「むちゃくちゃ面白いな。」
触って善し悪しを定める中国のスーパーでは手洗い場が設置されていて、汚れた手を洗えるようになっていた。
鮮魚コーナーでは生簀(いけす)の中で生きたまま色々な魚が販売されていた。
「蘇州は海も川も湖もあっていろんな魚介が新鮮なうちに手に入るんだ。」
中には日本の高級料理点で食べたら1杯1万円はする上海蟹がここではたったの300円。あわびがおよそ160円。
「これ(かえる)なんかもスープにすると絶品だよ。(カエル1匹約250円)」他にもタウナギやドジョウ(1匹280円)、スッポン(1匹約1450円)が生きたまま売られているなど、日本のスーパーでは考えられない光景。好きな物を選んで店員に伝えると、調理しやすいようにその場で捌いてくれるので家での調理も簡単。
(逆で日本でしか売っていないのは刺身類。きれいなイカは売ってなかった。サンマは小さめのサンマが特定の店で売っているのみだった。)
(お惣菜コーナーへ。)
TVスタッフ)「日本のデパ地下的な感じですかね。」
超高級惣菜の北京ダックも。どの料理もお客さんの目の前で作っている。
食材も味付けも自分好みに注文できる。客「唐辛子を入れて!あとショウガもいっぱい」
(ポップコーンもあって何度か食べた。)
醤油だけで100種類以上。
産地や料理によって使い分けるので多い。
さすが世界三大料理の国中国!
というわけで中国の巨大スーパーは、食にこだわりを持つお客さんも大満足の場所だった。

以上が「世界くらべてみたら」という番組の引用。
手で握る寿司文化の日本人スタッフが、店員が手で触っているのを見てびっくりしていたのが笑えた。
日本のテレビ長寿番組(TVタックル)の上野のアメ横の特集、ヤラセではない可能性も出てきた。 この長寿番組の先日の年末特番で中国人(北京人?)が中国の食文化を曲解されてまったく反論しないどころか日本側の主張に同調していた。 中国人が裸で歩いている人も批判されていたが、私の良い思い出の一つを思い出した。大きなスーパーで量り売りのための袋を必要分よりも多く取ったネグリジェ姿の若い女性から渡されたその袋を普通に受けとってなにげなくそれに果物を入れたときの私のほんのわずかな恥じらいが忘れられない。
誰もが品がある部分と品がない部分があるが、テレビ番組もしかりだが、ここは「世界くらべてみたら」に一票。
消費期限を偽る業者は論外だが、モラルを問う番組が増えて、私は直ぐに食べるものであれば消費期限が古い方を選ぶということもあるようになった。食べ物の種類によっては直ぐに食べなくても、あるいは消費期限ギリギリとか既に過ぎている場合であっても消費期限が古い方を選ぶということもある。しかしながら、牛乳とくに低温殺菌のものや食パンなど、新しいものを選ぶことが極めて多いものもある。


ラーメン

特にラーメンは人それぞれ好みが違うわけだが、地元の人に真っ先に勧められたおすすめラーメンは私の口には並の味だった。ならばと次に勧められたラーメンが私にとっての絶品。それが次(写真は当時7元の牛肉拉面+追加青菜)。仕事のことしか頭にない状況でも写真に残したほどに美味しかった。

蘭州ラーメン

蘭州ラーメン2

日本の場合は、吉野家は吉野家の、松屋は松屋の味がするが、中国で私が食べたラーメンに限っては、チェーン店なのに店によって味が大きく違ったり、違う店なのにチェーン店の特定の店と同じ味だったりするので、自分の好みの味かどうかは食べてみないとわからない。無錫には個人経営の食事処がまだまだ多く残っている。

できることなら、いつまでも無錫は無錫のままでいてほしいと願うものである。


その他

夜景
(下は昼の写真。左側に小さく映っている2つのビルは無錫一高い高層ビル(339m)だが照明がないので撮影時点では未完成だった模様。

夜景

夜景の昼

海外出張試用期間中の初めての無錫市内散策の帰り道で撮影(寺など)

崇安寺より1

崇安寺より2

崇安寺より2-1

崇安寺より3

南禅寺より1

南禅寺より2

南禅寺より3

レンタル自転車

無錫のレンタル自転車

ちなみに、蘇州のレンタル自転車

蘇州のレンタル自転車

その他、多くの美しい景色に魅了された。

あれから数年が経ち、中国でレンタル自転車がゴミの山となっている写真が報道された。単に設置するだけでなく管理調整機能の充実が必要なようだ。


リオデジャネイロ・パラリンピックの国別メダル獲得数

リオデジャネイロ五輪期間中はテレビ(NHK)のデータ放送で五輪専用メニューが表示され、その中には国別の獲得メダル数という項目があった。中国のパラリンピックの結果には驚いた。選手の絶対数が多いということもあるとは思うがそれにしても多いのでここで紹介する。ついでにベスト20の国と日本と日本の近隣国のメダル獲得数も紹介する。

順位 パラリンピック オリンピック
国名 順位
1位 中国 107 81 51 239 3位 26 18 26 70
2位 イギリス 64 39 44 147 2位 27 23 17 67
3位 ウクライナ 41 37 39 117 31位 2 5 4 11
4位 アメリカ 40 44 31 115 1位 46 37 38 121
5位 オーストラリア 22 30 29 81 10位 8 11 10 29
6位 ドイツ 18 25 14 57 5位 17 10 15 42
7位 オランダ 17 19 26 62 11位 8 7 4 19
8位 ブラジル 14 29 29 72 13位 7 6 6 19
9位 イタリア 10 14 15 39 9位 8 12 8 28
10位 ポーランド 9 18 12 39 33位 2 3 6 11
11位 スペイン 9 14 8 31 14位 7 4 6 17
12位 フランス 9 5 14 28 7位 10 18 14 42
13位 ニュージーランド 9 5 7 21 19位 4 9 5 18
14位 カナダ 8 10 11 29 20位 4 3 15 22
15位 イラン 8 9 7 24 25位 3 1 4 8
16位 ウズベキスタン 8 6 17 31 21位 4 2 7 13
17位 ナイジェリア 8 2 2 12 78位 0 0 1 1
18位 キューバ 8 1 6 15 18位 5 2 4 11
19位 ベラルーシ 8 0 2 10 40位 1 4 4 9
20位 韓国 7 11 17 35 8位 9 3 9 21
40位 香港 2 2 2 6 88位 0 0 0 0
64位 日本 0 10 14 24 6位 12 8 21 41
68位 台湾 0 1 1 2 50位 1 0 2 3
76位 フィリピン 0 0 1 1 69位 0 1 0 1
84位 北朝鮮 0 0 0 0 34位 2 3 2 7
ロシア 0 0 0 0 4位 19 18 19 56
35位 ケニア 3 1 2 6 15位 6 6 1 13
41位 クロアチア 2 2 1 5 17位 5 3 2 10
47位 ハンガリー 1 8 9 18 12位 8 3 4 15
84位 ジャマイカ 0 0 0 0 16位 6 3 2 11

日本は丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣の祈りが功を奏し、たまたま金メダルの数は0に終わったが大いに盛り上がっていた。オリンピックもパラリンピックも参加することに意義があるということも言える。北朝鮮も日本と似た傾向にあるようだ。

報道番組の中の一つのコーナーでパラリンピックのブラインド・サッカーの特集を見た。
目が見えるプロのサッカー選手が目隠しするとまったくボールが追えないが、ブラインド・サッカー選手は、まるで目が見えるようにサッカーボールを操る。このことは働いている脳が違うことを教えてくれる。普通の人とは違う才能の開花による創造性の多様化に期待できる。障害者の人生を自分たちと同じように豊かにしてあげたいという思いが通じている人をたまに見かけることがある。こういう人には答えてくれるようだ。障害者ではなくても、社会から取り残されているような人で隠れた才能がありながら埋もれている人が多いと最近よく思う。間違った方向にだけは行かないようにと願う。国民が一つになって自分たちが選んだ人の退陣を迫るなどはよくよく考えないといけない。例えば、デモで訴えるだけなら問題ないが、建物や人の破壊行為、あるいは戦争を進めるような人達は、他人を批判している場合ではない。そういう行為を見たら相手だって同じように対応するしかなくなるからである。


平昌・パラリンピックの国別メダル獲得数

よもやまさか、文字通り、平和の祭典という名に相応しい史上最高の大会となった平昌五輪、パラリンピックがともに終了した。開会式から閉会式までが素晴らしく、はたして東京はどこまで迫れるか。むしろ質素な大会に戻すというのも悪くはないと思う。いずれにしても韓国を見直す良い機会となった。平昌五輪は興奮のあまりメモに残していないのでパラリンピックの結果だけを載せる。

順位 パラリンピック
国名
1位 アメリカ 13 15 8 36
2位 ロシア(NPA) 8 10 6 24
3位 カナダ 8 4 16 28
4位 フランス 7 8 5 20
5位 ドイツ 7 8 4 19
6位 ウクライナ 7 7 8 22
7位 スロバキア 6 4 1 11
8位 ベラルーシ 4 4 4 12
9位 日本 3 4 3 10
10位 オランダ 3 3 1 7
11位 スイス 3 0 0 3
12位 イタリア 2 2 1 5
13位 イギリス 1 4 2 7
14位 ノルウェー 1 3 4 8
15位 オーストラリア 1 0 3 4
16位 韓国 1 0 2 3
16位 フィンランド 1 0 2 3
16位 ニュージーランド 1 0 2 3
19位 クロアチア 1 0 1 2
20位 中国 1 0 0 1
20位 カザフスタン 1 0 0 1
22位 オーストリア 0 2 5 7
23位 スペイン 0 1 1 2
24位 スウェーデン 0 1 0 1
25位 ベルギー 0 0 1 1
25位 ポーランド 0 0 1 1

近所の桃とスモモの花が咲いている今、東京は昨日桜開花宣言して、いよいよ春まっさかり。日本は平昌パラリンピックで面目躍如。大いに盛り上がっていた。冬のオリンピック・パラリンピックの次回開催国の中国は金メダル1個にとどまったが、夏の大会と比べて、冬の大会では初の金メダルというのは意外。オリンピックもパラリンピックも参加することに意義があるということも言える。

これを書いた数日後、勘違いしていて近所の桃の木はまだ咲いていないことに気がついたが、その後咲いて実もなった。台風で一部折れたりもしたようだ。スモモは花びらだけを比較すると桜以上とも言える美しさだが葉も目立っている分、桜ほどの人気がないのだろう。詳細は省略するが、私の中で桜エビと連動して、サイバーセキュリティ戦略本部の担当大臣も務める桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣が話題になった。一連の報道を視聴して、「れんぽう」から旧ソ連を連想したほか「パソコンもいじったことのない方がサイバー空間のセキュリティー対策をするなんて信じられない。不安で仕方がない。」という発言が気になった。国家間の問題では、相手国のリーダーと話合いをする(相手を怒らせない)能力が何よりも重要でそれに勝るセキュリティー対策はないという考えも成り立つ。もちろんそれだけではないが。杉村太蔵評論家が「(五輪関連大臣として)プロ中のプロ」と擁護していたことも心に残った。パラリンピック選手は、ありえないような能力を見せてくれる可能性があるだけでなく、身体的に欠陥があるけれどもそれを乗り越えてオリンピック選手同等の闘志で試合に臨んでくれる姿にも心を打たれる。桜田大臣は脳のメモリアクセス機能に若干の欠陥があるものと思われるが、それをただ笑ってリストラしようとするだけの政治家には何も期待しない。面白い話題で和んだことは確かではある。


ゆく時代くる時代(2019年5月1日)

恒例のゆく年くる年に合わせたNHKによる「ゆく時代くる時代」というタイトルが気に入ってパクることにした。時代越しそばも捨てがたいと思ったが、私の平成最後の夕食は吉野家の鯖味噌定食にした。
次の時代が令和とわかって「和」という漢字からすぐに思いついたことを言うと、
・私は中国出張前に「和をもって尊しとなす。」というメモを残していた。
  過去メモを検索すると事実、次の2つのメモが残っている。
  1) 鳩山政権時代「和をもって尊しとなす。私の周りの人達も和になっている。ひとつになっている。」
  2) 菅政権時代、「大和の精神『和をもって尊しとする。』」
・私が中国で仕事していて周りの中国人達を見て思ったことが、
  「『和をもって尊しとなす。』も中国由来のものだった。」
  これは、たまたま個性豊かな日本人が多くて、中国人がまとまって見えたのかもしれない。

4月1日、職場で、昼のニュースに次の時代が“令和”であることがわかった。 最初、めいれいの“命”となごむの“和”で“めいわ”と聞こえた。
私「えっ、めいわ?最低」と思った。生命の“めい”という説明であれば少しは違ったと思うのだが、命令の“めい”とあっては、嫌~な感じがしたのである。それだけに“令和”と知ってかなり安心した。後で中国人から令を零に置き換えて“零和”は縁起が悪いという声も聞こえた。零という漢字なので、(平)和がゼロと読めるためらしい。しかしゼロならゼロでゼロからのスタートということで心機一転という印象の方が強い。また、零は座標軸として足元の地を連想させる。無限大とも言える遙かかなたの天よりも万民の生活の基盤を意識させる。そういう意味では候補のうちの「万保」でも良かったという気がする。中日辞典で令を調べたところ、令で始まる単語が74個もあった。なのでこれ以上考えることは止めた。「ビューティフル・ハーモニー」ということで一件落着。

「歴史上はじめて」が好きな安倍首相だけでなく選定を担当された方々全員が日本由来であることを望んだ結果、万葉集の(漢字のみからなる)序文から抜き出した“令和”に決定したという。平日の夜や土日に私が視聴した数少ない番組(テレビ朝日の報道ステーションやTBSのNEWS23、日本テレビのウェークアップ!ぷらすなど)のほとんどで、早々に実は中国由来であることを指摘していた。ウェークアップ!ぷらすでは、万葉集からとったものであることを強調、万は万人を意味することを説明していて、それで「万保」でも良かったという気がしたのである。日本由来か中国由来かということは大した問題ではい。古代人由来である。日本の自慢は中国や欧米の良い文化を取り入れて発展させ逆輸出してきたと言うこと。中には今でも中国人のパクリを指摘し過ぎる番組があるが、例えば米国で修行して母国に持ち帰って母国を発展させるということは理想の一つであり、それこそが大いなる米国の存在の証である。米国民は、歴史的には、祖国を捨てて新世界にやってきた人達の集まりというイメージがあり、闘ったら勝って当たり前というところがある。それだけに負けを許せないものと思う。文化的には、中国はある程度、遠慮することが求められる。滅ぼされないためである。しかし、中国企業の中でも特に理想に近い方のファーウェイを潰そうとする様は、米国と中国の双方の危機である。日本はどちらか一方に偏ってはいけない。平成時代が終わって、改めて上皇さまが日本の最高権威だったことを実感している。

その最高権威を脅かした存在として言論の自由の暴走があったが、これは今後も続く懸念材料である。例えば、朝まで生テレビで田原氏が言論の自由の重要性を訴えるたびに田原氏の発言に連動した何かが起きる。韓国でまだ大統領だった朴槿恵氏の退陣を求めるデモ60万人という報道があったころ悠仁さまを乗せた車が事故に遭ったことがあったが、平成最後の朝まで生テレビで悠仁さまに万一のことがあったらどうするかと言った話題があった矢先に悠仁さまが通っている学校の机に包丁2本を含む刃物が置いてあったというニュース。事件そのものは、放送時間前に起きていた。田原氏の発言に対応するかのような韓国議員の発言もあった。たとえば、テニスの元やや帝王ジョン・マッケンローが試合中の過度な暴論や悪態を擁護するように、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が過度な競争主義を擁護するように、田原氏が言論の自由を擁護しすぎるのも、進化論的にある程度はやむを得ない部分がある。特に30年以上も続いている長寿番組。視聴率以上に多くの人が録画視聴している。司会者でありながら「黙れ」などと人の意見を全否定するような行為に対して、落ち着いて「それは少しばかり言い過ぎだわよ。これこれしかじかなのよ。」みたいな柔らかい反論がなければならない。というのも今はAIの時代で、外国首脳などがいちいち日本語のわかる人にビデオ動画をチェックさせなくても動画ファイルを入力して発言内容をすぐにデータベース化できるようになっている。人の手を煩わせることなく動画から自動的に登録されている。動画解析技術は今後もより正確になる。特に民主主義を自慢して言いたい放題のマスコミが戦争を呼ぶ可能性がでてきている。北朝鮮の拉致も酷いが、日本が過去に与えた日本人とアジア人の被害者数は桁違い。過激に寄ったままで番組が終わると、データベースにも相応の情報が強調されて溜まる。このところ女性ならではの視点が増えて一層充実している三浦瑠麗氏だが、専守防衛を大前提とした防衛大綱に関わったことや家族情報などが中国当局が管理するAIシステムのビッグデータに登録されていることは間違いない。もちろん、過去の発言(たとえば、自分の教え子を通じての中国人観など)もすでに登録済みである。4月に石原慎太郎氏が日曜日の早朝のテレビ番組に出演していたが、もはや石原氏はテレビ出演する必要がなくなっている。AIによって現在の全情報から出演する前に発言内容はわかっていたのである。よっぽどのことがない限り、米国や日本が他国を攻撃する意思がないことはAIシステムによって判断できるので、それでも中国が軍拡をするとしたら、過去の歴史のように滅びることになる。日本は多くの中国文化を守ってきた。日米と中国、ロシア、南北朝鮮、その他全ての国が協力しあうという条件での軍事力に限り、許される。

GAFAが話題だが、売ることを最優先して庶民のそれぞれが得たい情報だけを勧めるという状況は排斥思考も一層顕著になる。平和に結びつくロジックに変更しなければ明日はない。

日本で次の時代が“令和”に決定した4月1日以来、中国では令和を含む商標登録申請が1200件以上にのぼっているという。日本人にも同種の人がいて話題になったが、対策が必要である。

もっと論外なのが振込詐欺。日本発の振込詐欺マニュアルが世界に出回るとあっては日本はとても大きい顔など出来ない。戦争での自爆攻撃や地下鉄サリン事件、秋葉原の車突っ込み事件など、ただでさえ、日本はテロ輸出国となってきた。

東京で平成最後の満開の桜の季節。桜田大臣が辞任した日は最強の寒戻りで特に寒かった。
朝のニュースなどで桜田大臣の失言関連の話題を聞くたびに自分が責められているような気がして、中国出張中の多くの弁解するほどではない小さな失言やうっかり嘘発言で気が萎えたことを思い出した。多すぎて詳細は1つ2つぐらいしか覚えていないが。
そう思っているから言っちゃうのだろうという一言があったが、そう思っているとは限らない。嘘をついてしまうのにも多様な理由がある。脳が相手の思いを予想してつい嘘を言っているということもあるだろう。「パラリンピック」「1500億円」の言い間違いの原因も単純ではない。受けているプレッシャーもあると思う。
この日は、夜帰宅途中に一旦夕食を食べた後に最寄りの駅近くで更にカレーライスを食べてしまった。そしてNHKの前回の朝ドラの影響もまだ抜けきれていない私はカップヌードル3個(新発売の蘭州拉麺2個とカップヌードル味噌)も購入して帰宅した。
帰宅してすぐのNHKの夜9時前のニュースは天皇皇后両陛下30年の催しのビートたけしの挨拶。
その直後のNHKニュース速報で桜田大臣辞任を知った。私は「がくっ」とうなだれてしまった。
その後の夜9時のNHKニュースや報道ステーションの「世界初、自衛隊のステルス戦闘機墜落。」(多くの被害者の苦悩を知っているはずの宮城の元防衛大臣の発言「100機購入するが・・・」を含む)関連情報に、またまた食べ過ぎてしまった自分を責めた。麻薬を止められない患者の気持ちがよくわかる自分がいた。

ぎりぎりまで桜田大臣を擁護してくれた自民党首脳には感謝している。以前部下だったという杉村太蔵氏の擁護も言い訳っぽいものの少しは見直している。
かつて失敗した安倍政権が今は長期政権となっている。かつて失敗した野党が将来長期政権となる可能性は十分にあると思う。
マスコミや現在の野党の潔癖症ぶりにはただただ驚くばかり。
詳細タイプと大雑把タイプがいる中で、桜田大臣は大雑把タイプに寄りすぎていたようだ。
「お互いに無いものを持っている。」
「お互いに有るものを持っていない。」とも言える。 いくら言っても通じないとわかった時点で、視点を変えるものである。無いものを見定めてそこを徹底的に責めるよりも有るものを見定めて徹底的にそこに協力するやり方が求められる。そうしないと、人手不足なのに引きこもりが一層増える。 欧米の先進国が試行錯誤した結果失敗した政策を日本が学ばずに後を追っているとしたら先が見えている。

平成最後の日である4月30日(昨日)の朝7時のNHKニュース(おはよう日本)で百戦錬磨のNHKアナウンサーがはじめの挨拶で、「(平成最後の今日)平成31年4月31日」と言い間違えたことに感銘を受けた。もちろん言い間違いを歓迎するわけではないが、この程度のミスに怒った人がいたとしたらそれは潔癖症なので治さないといけない。


不安の種が尽きない東京五輪(2019年11月17日)

平昌五輪前なみに不安の種が尽きない東京五輪前。
「お・も・て・な・し」が「う・ら・が・あ・る」と聞こえる今日この頃である。
「日本人のおもてなし文化には裏がある。」と暗黙のうちに世界に発信していることはないか。

小泉進次郎議員、滝川クリステルさんと結婚報告。誰もが祝福の気持ちと思いきや。
妊娠しているというので、男女のコメントに差が見られた。
結婚前に妊娠していることに対して、
大概の男性は、気にせず、せいぜい〝クスッ〟て感じ。
政治家として大きいところを見せたかったのだろうなどと考える人もいるかもしれないがそれでも肯定的要素。
合意なしなら犯罪だが合意の上なら問題なしである。と断言するのは控えようと思う。
街でインタビューを受けた年配の女性「政治家がそれやっちゃダメでしょう。」
TBSサンデー・ジャポン出演の若い女性「入籍前なのに避妊しないでやったのはいかがなものか。」
環境大臣としての国連デビューはほろ苦いものになったようだが、CO2削減、プラスチックゴミ問題など、懲りずに対応願いたいと思う。

ひときわ品の良い子供達が殺人事件に巻き込まれてしまった。昔、私が初めて住んだ川崎市多摩区が中野島だったが、今駅前に立っている巨大マンションは昔は工場だったとかそういう話は意味がないので省略するが、その次に住んだのが登戸新町で、たまに中野島で降りたときにバスでカリタスという学校前から出ているバスで登戸まで行ったことが数度あったことが思い出された。今年の5月のことだが、通勤途中、NHKのラジオ番組(ネット放送)で第一報を知った。この日のニュース音声ではじめて知ったことはカリタス(小学校)がクリスチャンの学校ということ。私の視点で申し訳ないが、亡くなられた子の名前から中国出張時代のことを思い出したりしたが、すぐに頭をよぎったのは「クリスチャンの危機」という思い。イスラエルの政治は大丈夫かと心配になるものである。その後の「京都アニメーション」の放火殺人事件では、犯人の名前から日本企業を連想させたがここではこれ以上の関連情報は省略する。

「死にたいなら一人で死んでほしい」という批判に対する賛否両論があって、橋下徹氏は「死にたいなら一人で死ぬべき」と主張していたが、そもそもおかしい議論である。「死にたいなら一人で死んでほしい」という言葉そのものには賛同するが、たとえば、自爆テロの場合は死ぬことが目的ではないので、意味のない議論なのである。他人を巻き込んで死ぬ最たるものが戦争である。橋下徹氏というと北朝鮮の指導者に似たDNAを感じるので発言による副作用が想定されたらフォローする必要がある。香港問題はすでに他のページ「新着情報と私の見方」などで書いていて今日少し修正した。橋下徹氏は原発を利権という視点で批判していたが、それも重要だと思うが、それ以上に日本人が原発を持つべきでない理由はアメリカの指導者層のような正義感が乏しく資本主義的視点で優先度が低いことを後回しにすることにある。ちょっとでも資金が入ったら迷うことなく多様な道具を多用して、より安全に運用するという視点を持つべきところを、最低限動けば良いという考えで「お主もワルよのう」的な方向に向いてしまう傾向があると思う。「お主もワルよのう」的とは昔の時代劇の見過ぎだが、本当にあった話みたいな報道をたまに聴くことがある。私としては言い過ぎて申し訳ないと思っている。

「桜を見る会」が来年は中止という話に発展したことで思い出す桜田議員。
桜田義孝議員の「最低3人くらい産んでほしい」という話題は、多様性の文化の中では「産める人は3人くらいは産んでほしい」という意味なのに決まっているのに、労働問題に逆らっているマスコミが脳みそが固まっていて批判ばかりしていた。「豪邸に住めるような人は5人ぐらい産め。」という意味にもとれた。子どもを産む余裕が肉体的にも経済的にもあるのに1人や2人しか子どもを産まない人達への助言ともいえる。批判された人は自分のことを言われて腹が立ったものと思われるが、自分に対しての愛しかない最良のアドバイスをくれたと感謝するべきだろう。子供が多いほど老後は楽になる。また、「復興よりも大事な議員」は「人の命は地球よりも重い」の類いだと私は思った。日本の場合、言論の自由というよりもマスコミや芸人による政治家の言論を潰す自由があるようだ。政治家には厳しく自分達には優しいとも言える。ここではカネの問題ではなく言論の自由について書いた。食べ物はどんなに美味しくても毒性の強いものは発売禁止となる。最近特に健康志向で例えばコーヒーは極微糖とか無糖が増えている。甘過ぎずしょっぱすぎず辛すぎずである。芸人も副作用の心配のない言論と寛容さが求められている。マスコミが戦争の口火を切るようなことがあってはならない。

「産めないことを悩むことはない。どうしても子どもが欲しければ養子縁組という方法もある。」という考え方さえも不安にした前述の殺人事件の犯人。 犯人が実の親とは住んでいなかったということも考えさせられたが、将来はAIの発達で相性がわかるようになる可能性がある。 子どもが持てない理由がハッキリしている人は、深く悩むのはやめて楽しむ方に舵を切ったほうがよい。相手がいれば、一緒に人生を楽しむことができる。

あの厳しいミタゾノさんが言っていた。
「人見知りで友達ができなくて困っている。」という悩み相談に対して「孤独を楽しんでみてはいかが。」
磯野貴理子さんがTV番組で別れ話をしたときの松居直美さんが隠しきれない悲しみでしばらくの間顔を覆った様子。 私としては子どものときに見た同様の様子が思い出され、脳裏に深く刻まれてしまった。片隅ではなくメインメモリに。

ある日、ミタゾノさんの「人間、外見が100%」という発言を思い出して、そんなことないよと反論を書こうと思った瞬間に、特に人相が悪い写真を選んだとしか思えないようなイランのロウハニ大統領と最高指導者のハメネイ師の顔がTV画面いっぱいに立て続けに映ったものだから、反論を書く意欲が失せた。河野大臣はマグマ大使に出ていた悪役(ゴア)に似ているなどと思っていたら、暴言が話題に。韓国人から見たらきっと悪役に見えていることだろう。外見的に絶世の美女沢尻エリカさんが合成麻薬MDMAの所持容疑で昨日逮捕された。逮捕される前の行動が流れているが、マスコミから監視され続ける生活では、薬でも使わなければやってられないと同情する。計り知れない大迷惑、若者に与える影響ゆえ、マスコミの餌食になるのはやむをえない。

イラン最高指導者ハメネイ師が安倍首相に語った「宗教的に禁じられており核兵器を開発も製造も保有もしない。」は重い御言葉である。

東京五輪の地図にロシア人が現に住んでいる土地を日本の領土としているというニュースを聞いたが、これはロシアに喧嘩を売っているに等しく、丸山穂高議員の発言と同等の行為である。だからといってメドベージェフ元大統領に一票というわけではないが。

橋下徹氏は自分の立場を守るために来年の夏に開かれる東京五輪の邪魔をするようなことはしないでほしいと願う。もちろんそんなことはないと信じるが念のためこのようなことを書いた。

引っ越す前のことなので今年に入ってからではないと思うが、瀬古利彦氏を見かけたことがあった。田園都市線(半蔵門線)で渋谷に向かっている電車で私の隣の隣に座っていた男女の会話が聞こえてきたのだが、男性の声が瀬古さんにそっくりだった。渋谷で降りたときに顔をみたら本当に瀬古さんだった。久しぶりに有名人を拝見して僅かながら高揚したのだが、勘違いの可能性もなくはないが、問題でも起きなければと案じたしだい。その後、東京五輪に向けて大活躍の様子を見て嬉しかったのだが、瀬古さん主導で東京五輪の熱いコンディションを想定した大会を選考会として開催したまでは良かったが、東京五輪のマラソンが札幌で開かれることになった。この情報を聞いた瞬間は、ナイスアイデアと思ったのだが、マラソンだけ10月に実施するなどの案も私は考えたのだったが、それは浅はかな考えだったと報道を聞いているうちによくわかった。急に札幌移転が決まった最大の原因は自然現象のイタズラだが、それにしても、わかりやすいイタズラをしてくれたものである。小池東京都知事曰く「IOCが東京都に相談もなく札幌開催を言い出した。」と不満をぶつけると、前都知事と前々都知事がそろって「過去に種目の開催地をめぐる問題で小池さんがIOCに対して卓袱台返しして信用をなくしたのだ。」などと説明、日韓関係を連想させた。だがしかし、私が考えるもっと大きな問題は、東京都および多くの都民が主張する「選手ファースト」が「日本人だけの選手ファースト」に聞こえてしまうところにある。日本人は記録が遅い方が有利だから、熱い東京のほうが良いなどと。本来、世界の選手達がなるべく有利不利なく平等に試合してほしいと願い、世界で最も実力のある選手ができれば世界新記録で優勝してほしいと願うところを、テレビから聞こえてくるのは、「日本選手ファースト」。実力のある海外選手が湿度が高く猛暑の東京に苦しむ姿を見たいというのか。ここがまだまだ一流国家ではないと思わせるところである。実際の気候は当日になってみないとわからない。東京よりも暑い札幌、やっぱり暑い東京、色々可能性がある。アトランタ五輪でロバ選手が優勝したときには、これからはアフリカ選手の時代だろうと言われてほとんど疑わなかった次の五輪で故小出監督率いる高橋選手が優勝、次の大会も野口選手が優勝と日本選手が2連勝した。今後も何が起こるかわからない世界。マラソン出場決定済みの選手達の、瀬古さんのようにボイコットになるわけではないので僕らは幸せですという声にはホッとした。野球のプレミア12は、ホームで韓国に連敗という悪夢も予想できた中での連勝しての優勝。ホッとした。猛暑、台風などの問題は不参加国問題とともに最後まで悩まされそうであるが心は熱くありたいものである。


新型コロナウィルス感染の恐怖(2020年02月24日)

このところ新型コロナウィルスに関する話題が多くの時間を占有している。 警告レベルがアップしたウィルスには、日本自慢の清潔さだけでは対応できない模様。 SARSが日本には広がらなかったことが、当初の日本政府および日本人の対応に油断という形で影響していたようで、中国の政府主導および中国人による徹底ぶりには見習うことが多い。 世界で「中国人は入国するな。」に加えて「日本人は入国するな。」も加わってきた。日本と中国がともに相手国を理解し協力してこの難局を乗り切らなければならない。最近、安倍首相が大昔の共産党の過去の失態を批判していたが、ならば大昔の日本に対する韓国の批判も無視してはいけないだろう。韓国は新型コロナウィルスでも政治力を発揮している。その結果が患者数の早期発見=増大に繋がっている。
外食産業をはじめとする多くの分野で中国頼りが露わになったが、いざというときのためにも、地産地消の重要性を思い知った。動物や魚などを食するにあたっては、増えすぎていない限りはなるべく野生のものを遠慮し、家畜・養殖ものを、痛みの少ない方法で処理して食べるなどの配慮が必要だろう。


東京五輪、中止の危機(2020年03月22日)

平昌五輪前も危機だったが、危機を乗り越えて、平昌五輪は期待を大きく上回る感動を与えてくれた。
一方、東京五輪は予定通りの開催はおろか、中止の危機に遭遇している。
この違いはどこにあるのだろう。
平和の祭典が近いというのに、近隣諸国の感情を逆なでする発言や行為が多かったことを日本は反省すべきだろう。
嫌韓が過ぎるという意味では、私も部分的にはかつてないほどの感情が発生していたことを反省している。 SNSで嫌韓発言を聞けば聞くほど、韓国の大活躍の予感が増してくる。嫌韓とは親韓のことであるとも言えるかもしれない。
新型コロナウイルスは日韓両政府(=両国民)の特徴を露わにさせている。
両国の主張に違いがあってどちらが嘘をついているかという判断材料として新型コロナウイルス対応を見ると、日本は非常に不利である。
世界から見ると、徹底的に検査して、データをよりオープンにして、若者の感染者も露わにして、それぞれのデータに従って対応する韓国と、検査数が他国と比べて少ないにもかかわらず、感染者数の低さを自慢するという隠蔽体質ともとれる日本という図である。死者の数で判断すると、現時点では確かにまだ感染者数が少ないということは言えると思うが、パンデミック対策として特に東京で1に検査2に検査というWHOテドロス事務局長の主張を私は支持する。もちろん日本の専門家の判断を優先する。
中国と韓国ともに、とくに韓国が新型コロナウイルス対策の模範例とて世界から注目されている。
テドロス事務局長のその時々の的確な発言を批判する論調が特に日本で多いが、中国の介入という見方が多いためだが、中国から多くの情報を得て最善の発言をしているという見方も必要である。
自国民が他国に感染させないように、まずは日本人の他国への渡航制限を主張した上で、「中国と韓国の一部の地域の感染者数が多いので、残念だけど今は入国を禁止させていただきます。」みたいな言い方をすべきところを、既に中国政府命令で観光客が来なくなっている中国と関係悪化で来なくなっている韓国に対して、安倍首相の言い方が厳しすぎて誤解を与えたと思う。国会で野党に責められているときこそ、松岡修造のニコっという笑顔を思い浮かべて、やさしい口調で相手に語りかけることが必要である。北朝鮮に対しても同様で「首相を一歩たりとて足を踏み入れさせない。」などと言われないようにする必要がある。安倍首相は現在のスタンスを変えずに、周りの人が、首相とも相談の上、それをカバーするというやり方もありだと私は思う。「まわりはみんなイエスマン」などと言われないためにも多様なアプローチが必要である。

3月1日、日本の植民地支配時代の独立運動を記念する「三・一運動」式典が韓国で参加者を限定して行われたが、文在寅大統領の演説の多くの時間が新型コロナウィルスへの対応についてで、日本に対しては、批判は避け、「共に危機を克服しよう」と呼びかけた。
にもかかわらず、日本が何の反応も示さなかった。そして、安倍首相が強い口調による入国制限を発表したものだから、韓国の“対抗”措置に発展した。 しかし、康京和(カン・ギョンファ)外相の冨田浩司駐韓大使を呼び出しての「今回の日本の措置は実に非友好的かつ非科学的で日本政府が客観的事実と状況を直視して早く撤回するよう強く求める。」は、カメラに向けて自分の主張ではなく言わされているだけだと言わんばかりのメモを読みながらの通告。それほど深刻ではないのかもしれない。などと思ったのだがやっぱり深刻のようだ。若者はSNSで嫌韓やってる暇があったら、中国の奇想天外なアプリや韓国の実用的なアプリ、台湾のマスク対策アプリのようなソフトを開発するなどしてほしいと思う。


激動の新型コロナウイルス禍(2021年01月05日)

パラリンピックは中国などと比べて日本の選手層が圧倒的に不足していることが課題。 プロ野球で活躍しているピッチャーの子供が右手がなくて生まれてきたという情報を聞いて思わず、ぜひパラリンピック目指してほしいなどと一瞬思ったのだが、考えてみたら、桑田や貴乃花を見ても子供が同じスポーツ選手に向いているとは限らず、子供に過度な期待を最初から特定すべきではないと落ち着いた。

コロナ禍の箱根駅伝、
時々、TV画面の右上に沿道での観戦を控えるようにメッセージが出ていたが、実際にはTVカメラに手を振っている人もいたりして、ポイントによっては密になっていた。医療従事者方々などへの思慮があれば、生中継の技術を信じて自宅で応援というのがあるべき姿で、沿道に誰もいないという状況が理想だったのだが、実際にはそうはなっていなかった。ただ、沿道に誰もいないという状況よりは、稀には応援している人がいた方がより意識が盛り上がって視聴率もとれて良いのも事実。ちなみに私は自分が住んでいるところの沿道なら人が少ないので大丈夫と思って自転車あるいは徒歩で散歩はしている。特にたとえば自分の母校が初出場で優勝目前という状況になったら、医療従事者だけではない国の緊迫状況も忘れて沿道に向かうものと思う。一昨年の台風で、多くの人が被害にあっている最中でもW杯ラグビーに盛り上がることができた国民性である。この場合はラグビーを観戦したからといって台風の被害に影響を与えるわけではないので問題なかったが。やはり、上からの強制力は必要である。誰かがとっくの前から主張していた特措法改正なるものはまだ検討中の模様。

中国首脳が罠にかかって民主主義陣営のほんの一部の人達の期待通り周庭さんの刑をより厳しくしてしまった。TBSなどはどうすれば刑が厳しくなるかを吟味した上での日本での再三の顔出し取材報道だったものと思う。もちろんこれには日本政府は関与していない。生きる上での不自由さや人権などはどちらサイドも他国のことは言えない状況だが、中国は香港問題を利用されてしまった。周庭さんを釈放しないと世界から孤立することになる。中国は人口が多いので大人しくしていれば孤立しても影響は少ないものと思うが、やっぱりそれでは我々も困る。困らない人々や、むしろ好都合な人々が関係悪化に加担している。

普通の雨なら傘をさすだけで濡れないですむが、横殴りの風雨だと傘では不十分になる。同様に感染力が強くなればマスクの効果も薄れる。マスクをしているのに感染する人がいるのだからマスクは不要だと主張する自称有識者が更に増える危険性がある。我々人間の(特に感染者が多い国々の人々の)根本的な生き方を治さないと新型コロナウイルスは人々の対策に合わせてバージョンアップしてくるものと考えられる。新型コロナウイルスが解決しても違った形の災害が出てくるものと思われる。

現在世界の2つの超大国が対立している。
その一つ米国では大統領選が終わったが、TVで次のような言論があった。
A(男性)「本来は民主主義が一番進んでいた国と言われているアメリカで公正な選挙一つまともにできないっていうのはこれはアメリカのプライドぼろぼろですね。」
B(女性)「私達のかつての憧れのアメリカっていうのは自由だったし民主主義の国、そしてマッグパックで私たちはいつでも行けたんだけど、今はもう銃武装っていうか一般の人まで恐いから銃を買うような時代になってる、アメリカどうしちゃったんだろうって思いますね。」
温暖化対策に触れたことを失言だと主張する言論すらあった。
一方の中国は大きな問題を抱えつつも、温暖化対策も含めて時間をかけて着々と良い方向に向かっている。
自国の危機が、必要以上に相手の悪口を世界中に広めようとする根幹の模様。

中国人の若者の視点だと、日本は時間が止まっているように見えるという。

一つには、「もったいない」VS「新技術」で、日本は「もったいない」を選択しているためだと解釈できる。私は最近掃除機を新調した。新しい掃除機はごみパックを必要としない。「もったいない」精神からすると、まだまだ使える掃除機ではあったが、ごみパックが必要で部屋中を探せばあと1個ごみパックがどこかに残っているはずなのだが、見つからない。たぶん引っ越し時の段ボール箱の中。この場合、「もったいない」を優先して、ごみパックを探すべきだったと思っている。私が以前桜田大臣(当時)を擁護したのは、政治家が「もったいない」からということではないので誤解なきよう願う。リーダーや大臣は、常に絶好調なときに選出されるべきだが、それだと不調な人々の気持ちに思いが至らないということはあると思う。中国人が波に乗ったときの勢い(のびのびと自由な発想で起業ができるなど)は日本の若者が見習うべきだが、「もったいない」精神も必要である。

一つには、AIの登場で多くの職業が無くなると予想されて、格差が一層拡大される恐れを考慮し、どのような社会構造に修正するかを日本が深刻に考えているうちに、中国は国の基盤(体制)維持のためには民主主義陣営の情報の遮断などの必要に迫られて、格差拡大など考慮する前にAI化のために桁違いの資金を投入したなどが考えられる。ファーウェイなどのような存在が、それだけではないことを教えてくれる。AI化で犯罪も減った模様。年間桁違いの数の子供の拉致誘拐があるということで、誘拐された親の執念が叶って、何十年ぶりに感動的な親子再会を果たしたという内容が民放TVで紹介されていたが、いずれはこういうことも無くなるだろう。日本では自由な社会どころか、ルールに縛られて、果ては社内でスマホもデジカメもUSBメモリも自由に使えないという状況にまでなっている。現実は守っていないルールだらけである。これで日本企業が戦って勝てるはずがないという状況である。気がついたら日本政府もがんじがらめ状態でどの国よりも不自由な模様。さすがに欧米の先進国は調査も対応も早い。

一つには、リーダー層の高年齢化で、自分達は逃げ切れるという思いがどこかにあって、デジタル化が遅れたという可能性もある。私の世代だと、高校時代までPCもワープロもなかった。まだまだ退職年齢ではない若いNHKアナウンサーが「逃げ切れる」という趣旨の発言を報道番組でされたのを聞いて、これかなと思った。

丑年にちなんで、最後に一言。
I love Wuxi.


SDGs(2021年05月08日)

最近電子レンジを新調した。
買い替えた理由としては、
① 寿命なのかドアのしまりが緩くなってスタートボタンを押してもスタートしないことがあった。
② 購入後わりとすぐに付属の皿が壊れて長年無印良品で購入の電子レンジ対応皿を使用していたがオーブン長時間使用で割れてしまい、他社の電子レンジ専用皿を購入。 しかし購入してみたら大きさが合わなくて構造的にも不適合で、温め終わるころにはターンテーブルからずれてしまい温めたものが傾いていることがあった。それでも1年ほど使用。

そこで、修理+皿探しよりは購入という選択肢を選んだ。
たまたまだが、同じメーカーの新しい電子レンジに替えたところ、
① ドアのしまりがきつめの仕様に変わっていた。
② ターンテーブルが回らない仕様、というよりターンテーブルがなくて、温めるものを中心に置くだけという仕様に変わっていた。

というわけで、電子レンジに関しては、私は買い替えただけだが、メーカーはSDGsしていると言える。
私個人としては電子レンジは使わないで我慢するという選択肢もあるわけだが、みんながそれをやると電子レンジ業界が窮地に追い込まれる。
私の場合、逆に専用のトースターを購入した。これだと2分でトーストを美味しく焼ける。 いざというときには食事の準備にかかる時間は無視できない。朝起きてから家を出るまでの時間は、一人暮らしの場合、朝食に何を食べるかで大きく変わる。 急いでいるときのメニューとしては、カップ麺とかおでんなどがあるが、トーストはお湯を沸かす時間も3分待つ必要もなくトマトなどを乗っけるだけですむ。 新型コロナウイルスの登場で、時間が足りない人々にとってだけでなく、電子レンジやトースターに限らず、家電業界の必要性がいやというほどわかった。

但し、さらに窮地に追われた場合は不要となる。焼かない食パン、おにぎりなどを通勤途中などに食べることになる。

さらに、新型コロナウイルスにかかってしまった場合は、症状にもよるが、味を楽しむこともできなくなるり、仕事もできなくなる。

さらには、資金や資源が枯渇すると、食べることもできなくなり、苦しまなくて済むような無料の自決補助装置の需要が高まるようになる。

いよいよ夏が近づいて暑くなるこの季節、ステイホームの熱中症対策として、黄砂予報もあったりで、空気清浄機能付の省エネ扇風機も新調した。今後を考えると決して生活に余裕はないのだが。
2年前のこの次期購入の「ここひえ」は、ここしか冷えないという仕様ではあったが、非常に小さくて省エネ(5W)の扇風機で、いっそのこと+3台(計4台)購入してスピーカーの代わりに4Chシステムにしようかと思ったぐらいだったのだが、その後季節外れとなったあたりで自分の不注意で壊してしまって修理(ファン交換)すべきかどうしようか考えているうちにまたこの季節がやって来て、バージョンアップした新製品も発売されていて修理という選択肢はほぼ消えた。

5月5日放送「世界くらべてみたら」でアメリカの巨大スーパーとベトナムの巨大スーパーを見たが、どちらも日本よりは中国の巨大スーパーに近かった。 外国の人が日本の食品売り場を見たら、肉や果物などのプラスチックに限らない包装の多さにビックリ仰天して人によっては呆れかえってみんなにその状況を教えるものと思う。 ベトナムではリンゴの種類が非常に多く大きな入れ物に大量に入れてあって、いずれも輸入リンゴということなのだが、青森リンゴは3個入パックで最高級品として高額で売られていた。 私が中国に長期出張していたころ、すでに中国ではスーパーのレジで袋は要るか要らないかと必ず聞かれたものである。日本でもようやく聞かれるようになった。袋の利用価値はあるので、当然もらうこともある。

5月5日放送「大下容子ワイド!スクランブル」では、中国の食品ロスに関する話題があったので引用する。
2021年発表の国別食糧廃棄量ランキングでは、中国、インド、アメリカ、日本、ドイツが世界ワースト5ということで、二酸化炭素排出量と似たような結果で、人口比で比較するとどの国も大差ない数字だった。

特筆すべきは、中国で先月29日に可決&即日施行されたという「反食品浪費法」。
「反食品浪費法」とは、
・食べきれない量を注文した客に対し、飲食店は注意することが当局から求められている。
 飲食店が客に食べきれない量の注文を促すと、罰金最高約17万円。
・テレビで大食い番組を放送、ネットに大食い動画を投稿すると、罰金最高約170万円。

中国では、食事会を招待する側は、大量の料理でもてなす。招待された側は、食べ残す。という古くからの習慣があり、中国文化として定着してきた。 この伝統ある文化を改めようとする試みが「反食品浪費法」である。

日本も、過包装などの文化を改めるようにしないと、環境対策でもどんどん差をつけられる。

以前、どこかの頁で、大企業がラーメン店など小規模の伝統ある人気飲食店の味を再現して売ることを批判したことがあったと思うが、新型コロナウイルスの登場で次々と小さめの老舗店が倒産していくのを目の当たりにして気が変わった。なるべく多くの老舗店を再現できるようにしてほしい。いざというときには逆に保護してほしいと思う。
飲食業界に限らず、発見した新技術は隠すよりもすぐに公開したほうが報われる社会でなければならない。検索作業や最悪サイバーテロなどで特許申請や最悪窃盗に時間を費やすよりも先に科学誌に公開することで報われる社会である。新型コロナウイルスのワクチンを途上国が十分に確保できていない件でアメリカ政府が特許権の停止を支持すると表明したことはアメリカの面目躍如である。今後の税金が恐ろしい庶民としては、富を独占している方々に負担を押し付けることになる。裕福な方々の安全のためにも、何かしらの平等システムへの改良が必要である。

エネルギー源の一つとして相変わらず支持されている原発システムは世界的には今後も多くの国で稼働を続けるようだが、原発の場合、不要不急と思われているような高度な安全機能が必須である。

中国から見習うべきことが多い反面、見習ってはいけない、いわゆる反面教師としての中国の例もある。

5月5日NHKのデータ放送「インドの感染状況をやゆするような画像SNSに 中国共産党組織」より引用する。
中国共産党で治安や司法部門を管轄する中央政法委員会が中国版ツイッターのウェイボーの公式アカウントにて、 インドで急速に拡大している新型コロナウイルスで亡くなった人を火葬しているとみられる写真の横に、 先月末に中国独自の宇宙ステーション建設のために打ち上げられた大型ロケットの写真を並べて 「インドで1日の新規感染例が40万を超えた」というハッシュタグとともに「中国点火VSインド点火」とのコメントが記されたという。
この投稿についてウェイボーでは、「不適切だ。公的機関が投稿する内容ではない」などと批判の声が相次ぎ削除されたという。 日本の指導者だったらこのような投稿はないと思うが、指摘を受けてこの投稿の与える悪影響の大きさを理解できて削除したのなら良かったと思う。 中には「中国の感染が深刻だった時インドはどう風刺したか忘れたか」などと投稿を支持する声も見られた、というのが問題。 特に国際関係で、「目には目を」の対応が最悪の場合に戦争に繋がっている。 日本も風刺画で批判されることがあるが、明らかに日本の問題で反論の余地がない場合は、ただただ反省して改善に努めるしかない。 風刺画には風刺画ではなく明確な言論で反省あるいは反論を表明すべきである。

風邪は遷すと治ると冗談で言われているが、中国もイギリスもウイルスあるいは変異ウイルスを発見した国ということで発生元とは限らないが、他国に遷した後に快方に向かっているように思える。もちろん相応の対応を行っているからだが、イギリス株やインド株が遷っている日本は今まさに緊急事態である。去年の今ごろ「中国が全世界にウイルスをばらまいた」と発言したアメリカが現在までで最も多くの感染者を出した。中国が長文で反論しているので重複は避けるが、アメリカも後の政権の的確な対応で今は快方に向かっているように思える。ワクチンの開発に尽力した功績があるのに、ワクチンを打たない言論を支持して邪魔している人もいるようだが、他国への攻撃だけでなく暴動に発展するような口撃も慎まなければならない。もちろん議論を否定するものではない。

宇宙開発というと、都知事選に堀江貴文氏が立候補していると勘違いした思い出が私としては懐かしい。どうせ私が誰に投票したところで変わらないだろうから私はホリエモンにしようかなと、掲示されている中で主張に最も夢があると思えたチラシを見て思ったのだった。ところが、家に届いた公報にホリエモンの名前がない。掲示板の堀江氏は立候補者ではなく単に推薦しているだけだったのである。何も「NHKをぶっ潰せ」を推薦しなくてもという思いとともに考えて損した気持ちになって結局はオーソドックスに選んで投票したのだった。NHKの日曜討論で「全党首に聞く」というタイトルのときに最後に「NHKをぶっ潰せ」の党首がインタビューを受けたときのNHKアナウンサーの「受けて立ちます」みたいな場面がおかしかったので存在理由はこれだと思った。

宇宙開発というと、特に新型コロナウイルス過では不要不急扱いされる可能性が高いので、必要な理由付けが重要である。それだけの資金があるなら「途上国のワクチンに回してほしい」と内心思っている人が多いと思う。 最近、スペースXの社長とアマゾンの社長が宇宙開発関連で喧嘩しているという報道があって、私はスペースX支持などと思っているときに、中国の宇宙ステーション「天宮」の中心部分の打ち上げに成功したという報道。そしてアマゾンのほうも活発に動いている模様。1960年代にアメリカ人が月に行って以来、事故などもあったりして、もう人が月に行くことはないと誰もが思っていたところに、中国が宇宙開発に乗り出してきて、アメリカも負けるわけには行かなくなってまた動き出したという感がある。中国外務省の汪文斌報道官は「アメリカ側が中国に対し負け惜しみを抱かず、平然と理性的に中国の発展をみるよう希望する」と語られたが、中国の宇宙開発は、よくある製品のコピペという印象しかない。数え切れない多くの条件をクリアしてゼロから開発するのとコピペでは天と地の差がある。

「アポロ11号」の乗組員の一人、マイケル・コリンズさんが旅立たれた。月面に降り立つという任務は二人に任せて作業をこなした。
NASA(航空宇宙局)「真の開拓者を(この世から)失った。」

その後、「中国ロケット(残骸)〝制御不能〟で落下か」という報道。中国のロケットは大きすぎて大気圏で燃え尽きず、落下場所の制御もしていないという。コピペではないということで、大変失礼なことを書いたもので、先入観が勘違いを誘発してしまった。申し訳ないと思うが、こういうことがないように私や古い日本人の恥の思考としてあえて記載をこのままとする。〝コピペ〟の段階は過ぎていて、スピード&結果偏重の〝仕様が雑〟〝ゴミにまで頭がまわらない〟という問題の模様である。
宇宙ステーションとしては、突出したライバル米露が組んで世界が一つになって安心していたら、いつの間にか中国が出て来たという図は、よくあるパターンの、最強のライバル2つが協力するようになると新たな第三者の勢力が出てくるという図を連想させる。神に脳を制御された状況にあるというか、知らず知らずのうちに戦わされるという神の技術である。最強の米に対抗して中露が組むという噂もあるが、不要不急の戦いはそろそろ止めて、真の国威発揚をと願うものである。TPPも、入りたいという英国も中国も入れることを前提にしないと(断ったりすると)、たぶんTPPのライバル勢力が強大化すると思う。みんなが抑止力とか言って国際法を無視して資源枯渇に繋がる核大国を目指すのであれば、どうせ使わないのなら目指すべき結論はわかるはず。
中国外務省の汪文斌報道官「各国とともに宇宙空間の平和利用を進め宇宙空間の安全を守るため努力したい。」
この言葉を忘れてはならない。

宇宙開発も必要だから存在しているが、五輪選手はもっともっと人々に良い影響を与える。
と書いたところで「世界の選手団に無償でワクチン」という速報。

菅総理大臣とファイザーのブーラCEOが先月、電話で会談した際、ブーラCEOからワクチンの無償提供の申し出があり、その後、IOCとの間で調整が進められたということで、来日する各国の選手・監督・コーチなどに、日本入国前に2回のワクチン接種を前提に、アメリカの製薬大手ファイザーとドイツの企業ビオンテックから直接、それぞれの国に5月末にも供給が始まる見通しだという。こういう話が実現してくれると、逆に特許権を守ってあげたいという気にもなるものである。世界的な議論が必要である。日本の選手団については政府が契約している枠とは全く別枠で接種に向け調整するという。一方で引き続き大会の開催にワクチンの接種を前提としない、ワクチンを打っていなくても良い体制を作っているという。

IOCはことし3月には大会の参加者に中国製のワクチンを提供する方針も発表していた。少なくとも、新型コロナウイルスに打ち勝っている中国の選手団は中国製のワクチンで問題ないと思う。ロシアは自国開発4種類目のワクチン(1回接種で済む種類)を承認したという。ロシアの選手団はロシア製のワクチンで問題ないと思う。

「日本はまだ国民のワクチン接種が進んでいない。選手優先の接種でいいのか。」とか、
「オリンピックは選手とスタッフと観客が一体となって進められるイベントだが、選手優先のワクチン接種になって観客には行き渡らないとなってくると、その一体感というのがはたしてどうなるのか疑問が出てくる。」という言論もあったが、
五輪に出場できるような選手は国民の人口比でいうと限りなくゼロに近い選ばれた人たちで、日本選手団は日本の人口の0.002%、つまり100人に0.002人の人たちで、しかも、存在意義としては、私たちのような普通の国民のための精神医療従事者に属する。なので問題ない。ふだん毎日仕事で気が狂いそうな状態が続いているのを和らげてくれる存在でもある。こういうことをよ~くご存知なはずの報道関係者が守ろうとしないで誰が守るのか。新型コロナウイルスの登場でよくわかったように、医療従事者というのは元々不必要な人には不必要な存在。だから医療従事者に対してとんでもない扱いをする人が出てきた。必要な人にとっては、絶対になくてはならない非常に助かる存在である。サンデル教授も言っているように、医療従事者たちだけでなく、配達人や倉庫で働く人々、トラックの運転手や保育士なども必要不可欠な労働者(エッセンシャルワーカー)なのに、資本主義社会では過小評価されている。その他、大勢の働く人々が無視され、まるで評価の低い労働者というふうに扱われている。経済的に余裕があって時間のとれる人達が飲み食いや夜の街、海外旅行などで新型コロナウイルスの感染者を増やしている。

五輪選手に脅迫めいたメールで五輪中止を求める人がいるという。正義の味方ずらして(私もだが)大事なものを次々と存在できなくして、資金や資源が枯渇する前に人が枯渇するよりは、資源を有効に利用するほうが先と言える。八村兄弟が「死ね」などと日本人から人種差別を受けていると聞いてショックを受けたが、その分、アジア人への差別という意味では少ないのではと思う。差別を日米から受けているとしたら、お気の毒な話だが、日本人も互いに何かしらの差別をみんな受けている。日本人は人種差別がないと言っている人は鈍感(無知)なだけである。映像で見た情報数は少ないが、アジア人への差別で暴力をふるう人は黒人が多いように思う。白人から差別を受けて、アジア人を差別するというのは、パワハラを受けすぎて、自分がより弱い者に対してパワハラに加担するという現象を連想する。八村兄弟の場合、大活躍できて幸運な面のほうがはるかに大きい。誰もが怒りの半分以上は自分達に原因があることが分かっているが、みんな無知によって自分達が見えなくなり反省する前に怒ってしまうのである。

日本選手団ともども国民の人口比でいうと全然多くない数のボランティア予定の方々にも優先してワクチンの接種を受けてほしいと思う。
すでにワクチン接種済みの方々は開会式や試合の観戦ができるようになればと思う。
どうせ金にはならないのだから、日本人が楽しめれば良いと割り切って、無観客であっても日本人がステイホームでテレビで楽しめるようなアイデアがたくさん欲しいと思う。IOCの収入の約7割が放映権の販売ということで、大スポンサーの米側は中止したい模様で配慮も必要か。
あと、たとえば、観客の中にたけしとかタモリとかさんまとかいたら楽しくなると思うが、通常プライベートがない有名人は、望むなら普通に自分が好きなスポーツを楽しんで欲しいと思う。もちろん強要するものではない。


東京五輪が終わって(2021年08月15日)

本頁が桃で始まっていることもあって、東京五輪ではバドミントンの桃田賢斗を一番応援していたが、早々と韓国の選手に敗れてしまった。
瀬戸大也がメダルを取れなかったことも含めて、今後の私たち国民側の受け止め方次第ではとても良い結果だったと思う。

桃田は、違法賭博問題で、当時「勝負の世界で生きている以上、ギャンブルに興味を持つのは当然」という感じの発言があったが、
ラケットを持って違法カジノ店(バカラ賭博)に入ったこともあったということで、本人の認識とはかけ離れた結果となり出場停止となった。
桃田は、復帰後、交通事故、新型コロナ感染と不運が続いた。
経済優先するとコロナ感染者が増えるのと同様に、韓国での副作用の実績も考慮して、横浜にカジノを呼ぼうという動きに警告を与えている。 カジノは安易な気持ちで始め、気がついたら泥沼にハマっているということが多い。 こういう声を聞いて、逆にカジノを進めようとする動きが出てくるだろうが、注意して阻止してほしいと思う。

昔、瀬戸の花嫁という歌があったが、瀬戸は、奥さんを大事にしなさいという分かりやすい教訓を与えてくれたと思う。 少し飛躍すると、スリランカ人女性死亡問題は日本人の普通の看守の残虐性が露わになった。男女とも弱者に優しくしてほしいと思う。

平昌五輪が終了したときは、平和の祭典という名に相応しい史上最高の大会と評した私だったが、時が経って訂正する。
米韓合同軍事演習に対して、金与正朝鮮労働党副部長「危険な戦争演習は必ず自らをより重大な安全保障の脅威に直面させるだろう。」
日本が「竹島は我が領土」を主張することで、南北和平が進むのかとも思ったが、それもダメだった。

米議会で北京冬季五輪に対して「外交的ボイコット」案が出ているということだが、これはむしろ歓迎する。 外交不要であることは東京五輪で立証済みである。裏事情はわからないが、余計な警備費や首脳会談の飛躍的な省略が可能となる。 平昌五輪の南北接近は無駄に終わった。

平昌五輪では特に2月16日に日本選手の素晴らしい結果がでて、思わず感動が続いたのだったが、冷静に考えてみると、観客の応援が不平等だったという僅かな負の記憶も残っている。この、観客による地元有利の最高の対策を遂に発見した。無観客試合である。もちろん、時差が少ない、文化環境が慣れているなども地元有利の一因ではある。事実として、会場で見ている人の数は世界でテレビやPCで視聴している人の数と比べると、ほぼゼロに等しい。テレビで観戦する場合、アナウンサーと実況と、例えば松岡修造や武井壮などのインタビューアーや伝達者がいればそれで十二分だった。

主役は政治家でも評論家でも芸人でも観客でも誰でもなく選手とその周りの方々だった。


東京五輪・パラリンピックの国別メダル獲得数など

世界が新型コロナウイルス禍最中の東京五輪期間中もテレビ(NHK)のデータ放送で五輪専用メニューが表示され、その中には国別の獲得メダル数という項目があった。NHKでは金メダル数で順位を決めていたが、ここでは金メダルを3点、銀メダルを2点、銅メダルを1点として、その総数で順位を決め、ベスト20の国と近隣国のメダル獲得数などを紹介する。韓国のように4位の選手が多い国、入賞者が多い国などもあると思うが、データがないのでメダリストだけを対象としている。その後、パラリンピックのデータも追加した。パラリンピックではラケットを口にくわえて卓球をする選手など、メダリスト以上の情報が多くあったが残念ながらこの結果には反映されていない。G20のように上位20か国だけで国際ルールを決めるのはいかがなものかという疑問があるように、上位20か国だけ掲載するのかという疑問もあると思うが、読者がいるかもわからないこの頁の追加作業に時間をこれ以上使いたくないという理由によるものでご容赦願いたい。パラリンピックのデータは国の豊かさの指標になると思う。日本としては、東京五輪のバドミントンの借りはパラリンピックで返した。

順位 東京五輪 東京パラリンピック
国名 金3銀2銅1計 順位 金3銀2銅1計
1位 アメリカ 39 41 33 113 232 4位 37 36 31 104 214
2位 中国 38 32 18 88 196 1位 96 60 51 207 459
3位 ROC / RPC(ロシア) 20 28 23 71 139 3位 36 33 49 118 223
4位 イギリス 22 21 22 65 130 2位 41 38 45 124 244
5位 日本 27 14 17 58 126 10位 13 15 23 51 92
6位 オーストラリア 17 7 22 46 87 6位 21 29 30 80 151
7位 イタリア 10 10 20 40 70 8位 14 29 26 69 126
8位 オランダ 10 12 14 36 68 8位 25 17 17 59 126
9位 ドイツ 10 11 16 37 68 12位 13 12 18 43 81
10位 フランス 10 12 11 33 65 11位 11 15 28 54 91
11位 カナダ 7 6 11 24 44 17位 5 10 6 21 41
12位 ブラジル 7 6 8 21 41 7位 22 20 30 72 136
13位 ニュージーランド 7 6 7 20 40 26位 6 3 3 12 27
14位 ハンガリー 6 7 7 20 39 23位 7 5 4 16 35
15位 韓国 6 4 10 20 36 19位 2 10 12 24 38
16位 キューバ 7 3 5 15 32 37位 4 1 1 6 15
17位 スペイン 3 8 6 17 31 13位 9 15 12 36 69
18位 ポーランド 4 5 5 14 27 16位 7 6 12 25 45
19位 ウクライナ 1 6 12 19 27 5位 24 47 27 98 193
20位 チェコ 4 4 3 11 23 37位 2 3 3 8 15
25位 台湾 2 4 6 12 20 78位 0 0 1 1 1
39位 香港 1 2 3 6 10 68位 0 2 3 5 7
2位 中国+香港 39 34 21 94 206 1位 96 62 54 212 466
2位 中国+香港+台湾 41 38 27 106 226 1位 96 62 55 213 467

新型コロナウイルス禍最中に日本で開催された東京五輪・パラリンピックに参加して下さった多くの国々に感謝する。近隣諸国では北朝鮮の不参加が残念だったが、明確で誰もがわかる理由を説明いただき安心した。この国のリーダーである金正恩委員長、人相的にも特に最近身が引き締まって今後の御活躍、特に相手への思いやりとやさしさを期待して止まない。


北京五輪が終わって(2022年02月20日)

コロナ禍での北京五輪の大成功をお祝い申し上げます。
今回は、金メダルを3点、銀メダルを2点、銅メダルを1点として、4位を4点にしようと思ったがデータがないのでやめる。
北京五輪の結果のまとめは省略させていただくことにした。
人類の未来を託せるのは中国であると、このごろの欧米を見ていると思う。
多くの日本人は、私とは違う意見を持っているので注意してほしいが、
長い目で見て、私は一つの中国を支持している。台湾を欧米露にはとても任せられない。
中国はたとえどんなことがあっても、ロシアよりも日本との関係を良くしてほしいと思う。
日本はたとえどんなことがあっても、アメリカよりも中国との関係を良くしてほしいと思う。
環境問題を考えると、顔が同じで外見上の差別が発生せず、地理的に近いためである。


北京・パラリンピックの国別メダル獲得数(2022年03月13日)

史上最悪の戦時下での大会でありながらの、北京パラリンピックの成功を謹んでお祝い申し上げます。
コロナ禍で質素な大会として成功した東京大会に続き、予想を超えた非常事態の中でのこの上ない北京五輪、パラリンピックがともに成功裏に終了した。平和の祭典である五輪・パラリンピックをお守りいただいたことに感謝しても感謝しきれない気持ちである。

今回はNHKの通常放送中のデータ放送の中で表示されていたメダル獲得数情報をそのまま引用させていただくことにする。

順位 パラリンピック
国名
1位 中国 18 20 23 61
2位 ウクライナ 11 10 8 29
3位 カナダ 8 6 11 25
4位 フランス 7 3 2 12
5位 アメリカ 6 11 3 20
6位 オーストリア 5 5 3 13
7位 ドイツ 4 8 7 19
8位 ノルウェー 4 2 1 7
9位 日本 4 1 2 7
10位 スロバキア 3 0 3 6
11位 イタリア 2 3 2 7
12位 スウェーデン 2 2 3 7
13位 フィンランド 2 2 0 4
14位 イギリス 1 1 4 6
15位 ニュージーランド 1 1 2 4
16位 オランダ 0 3 1 4
17位 オーストラリア 0 0 1 1
18位 カザフスタン 0 0 1 1
19位 スイス 0 0 1 1

今日は、日本で、中国国内にロシア支持派とウクライナ支持派がいるという報道がなされた。

ロシア支持派は、武力でロシアがウクライナを奪うことを支持するという、世界を敵に回す主張。
ウクライナ支持派は、「戦争そのものが悪である」、あるいは「プーチンは侵略者で戦争犯罪者だ」とする世界の主要国を味方にする主張。

国の指導者達のDNAがどちら側なのかを日本だけでなく世界が注視している模様である。
歴史修正主義というのは、今現在の首脳のDNAの傾向から過去の歴史に疑問を抱き、修正しようとするものである。
どちらかが嘘をついている場合、今は次々と動かぬ証拠データが世界中から入ってくるようになっていてロシアが嘘をついていると多くの場合わかってしまう。もちろん、米国側が「そこは機密情報だ。」と暗に認めてバレることもある。

今回のロシア首脳の行動が、過去の、例えばモスクワ五輪不参加問題に対する認識を大幅に変えさせた。
バッハ会長も「ロシア軍によるウクライナ侵攻は世界中にショックを与えている」と非難。世界のスポーツ組織に対し、ロシアとベラルーシの選手の競技参加、あるいは国名が分かるかたちでの参加を認めないよう呼びかけた。「軍事的手段でオリンピック休戦に違反する者は、それによって生じる結果に文句は言えない」と断じている。

日本での報道で、中国は空母「遼寧」も揚陸艇「ズーブル」もウクライナの供与を受け、軍事産業を強化するため、ウクライナの200人以上の軍事技術者らを招へい。2013年には、ウクライナが他国から核兵器を使用すると威嚇された場合、ウクライナに対し安全を保障するという友好協力条約を結んだという情報もあった。

プーチン大統領は軍国主義の末路を見せてくれている。

中国が軍国主義を続け、武力で台湾を手に入れようとするなら、親中派の私でさえも、反中派になる。
しかし、中国だけが、今の世界の状況を打破して世界を一転平和に誘導することができる可能性を秘めている。
パーソンズ会長の熱弁も中国に期待をしていた。
台湾が中国と仲良くしたほうが台湾にとっても世界にとっても良いことを認めさせるには、軍国主義では無理である。
かといって、いきなり軍事費ゼロを言われると、中国の独壇場になってしまう可能性が高く、日米などが焦ると思う。日本の国防にも理解をいただく必要がある。

多くの日本人の祖が中国にある。


中国が選ぶ道(2022年05月06日)

北京パラリンピックが終わって落ち着いたころ、BS4K放送で録画していた「清朝秘宝 100年の流転」という特集番組を視聴したので引用する。

この番組の概要は、「20世紀初頭、世界に散った清朝秘宝。その百年の流転には、王朝復興に賭ける王族の悲願、軍閥の日本への接近、謎の骨董商の存在など、日中近代の知られざる秘史があった!」

19世紀から20世紀にかけて列強と中国は度々衝突。
義和団の乱など混乱の中、国外に流れた美術品は少なくない。
海外に流出した中国の秘宝(花瓶)が150円から1億8千万円になった。
イギリスで150円で売られていた花瓶が中国に里帰りし1億8,000万円に!

陶磁器専門のコレクター 張志さん
元は美術の専門家ではない。かつては日本の電機メーカーの販売代理店を営んでいた。
日本のデジカメや音楽プレーヤーに目をつけ、北京の電気街に店を出した張さん。
中国の個人消費が膨らむ中、想像を超える利益を得たという。
「90年代に企業し、商売が成功してお金に余裕ができました。 そこで好きな骨董品の投資を始めたのです。」
その後、日本の原敬首相に送られたと思われる品を手にしたなどの紹介。
100年の時を経て中国の経済は発展し自国の至宝を買い戻す力を手に入れました。
張さん「取り戻すのは使命だと思います。」

韓国では、愛国主義者のリーダーが指示をして、過去の日本の貢献を次々と歴史から抹殺している。そして自国の活躍の歴史が目立つようにしている。
中国に残っている歴史も、ある程度は同様のことがあるのでは、実際には日本が中国を支援したという実態もあるのではと思った。
当時の欧米人が漢字入りの宝物を自国に持ち帰っても、そりゃ150円だろう。しかし、1億8,000万円は高すぎる。今が今だけにウクライナの復興に寄付できないかと思った。

ロシア軍のバラバラな連携ぶりを見て、中国はこのようなことはないなどと考えられているかもしれないが、誤解なきように願う。そこには目に見えない神の力が働いている。
今、神の前に静まり返っている上海だが、私が1991年に見たものが成就したものである。この後、どうなるか。中国しだいである。
最近、ロシアのプロパガンダ放送を中国でも流し続けていると知った。
親中派で中国を擁護している私は赤っ恥をかき続けている。しかしまだ屈してはいない。
たとえば、ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使が日本のテレビ局のインタビューを受けて、ブチャでの虐殺を認めないと言って、大使館が編集したという映像を映して説明、民間人被害っていうのは自作自演だとか、でっちあげだとか言っていたのだが、その後、“世界最強”オシント集団(自称オタク)などの世界に常駐している存在によって、ロシアの嘘は暴かれた。

日本としては、『「兵士3人で16歳をレイプした」“ロシア兵音声”公開、深刻化する性暴力』といった戦時の情報を重く受け止めなければならない。たとえ日本政府が慰安婦に関与していなかったとしても、戦争とは人々を狂わせるものだということである。すでに解決済みであるとはいえ、日韓関係にも少なからず影響してくるものと思われる。70年前の日本に厳しい韓国国民が現代のロシアの現状を見てどのように反応するのか、ロシア大使館の前に被害女性像を置いたりしないか、注視しているところである。

長い目で見ると、中国が一時的にロシアを必要としたことは理解できる。
しかし、世界のリーダーとなるためには、あるいはアメリカの良きライバルとなるためには、あるいは他国に旅行に行って国民が差別されないためには、たとえば「中国人の分際で」などと言われないためには、ロシアから親離れする必要がある。そして、逆に親となって、ロシアにプロパガンダをやめるように、他国の破壊工作をしないように、説得しなければならない。その状況しだいで、逆に中国が世界に羽ばたく絶好のチャンスとなる。G7とかG20とかほんの一部の国が潤うのではない、多くの国の見本になりうる。

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